介護川柳&ポエム

介護日常を川柳と短いポエムで語ります

虚しさ



半年前から私の体に

痛みのある場所があって、

やっと昨日.整形外科に行って

レントゲンとCTを撮りました。


痛み止めなどの薬が出ましたが

昨日は処方箋薬局に行く事が出来なかった為、今日は行こうと思うものの体調が悪くて行く気力がありません。

久しぶりの雨が本降りなのも理由のひとつです。

「薬も買い物も明日にしようかな..

でも薬だけでももらいにいこうかな..」


夫に投げかけても返事はありません。 


私のただの独り言になっています。 


最近.

そういう事が多いです。


お互いの痛みや苦労を 

慰め合いながら暮らせたら

ここまで孤独感を感じず

在宅介護も継続できるのではないかと思う日常です。


まだ認知症ではない夫にも

慰めや労いを言葉や態度で期待は出来ないと思うと虚しさを感じます。


一人で喋って

一人で笑って..


一人で受け止めて

一人で対処して..


自分一人なら

誰に何の期待もしないから虚しくない。

でも二人でいて会話の交流が出来ないのは虚しく感じます。

一人でいるよりも二人でいる方が寂しい.とはその通りです。


こんな風に暮らしてゆくと

生きる屍のようになってゆくかもしれないと思うと怖いです。

もうだいぶそのようになっている自負があるしそれも受け入れて(受け入れざるをえなくて)きたけれど

そんな事さえも感じなくなる事がくるのには今はまだ抵抗感があります。

そうなってしまえばもっと楽なのかも知れませんが。

それは認知症になるという事なのかも知れないな.とも思います。